Linux

CentOSで遊びたい人へ~起動編~

CentOSの起動

CentOSで遊びたい人へ~導入編~ Windows端末しか持ってないけど、Unix触ってみたい、これから触る予定があるって人いると思うんですよね。大体こういうのって開発立...

環境構築準備するための各種ツールが準備できていると思います。
これから、CentOS7のminimal版をVirtualBoxで起動していきます。
お付き合いください。

準備物

前回、準備したファイルを指定のディレクトリに格納します。
筆者は「C:\VirtualBox」でディレクトリを作成して仮想マシン系のファイルを管理しています。別のところで管理してもかまいません。

  • VirtualBox
  • CentOS-7-x86_64-Minimal-2003.iso

CentOSの初期セットアップ

VirtualBoxを起動していただき、図のように、新規ボタンから、仮想マシンを作成していきます。今回、名前はわかりやすく、「CentOS7」にしていますが、お好きな名前で作ってください。
その他設定も同様です。マシンタイプはLinuxで先に進めます。
メモリサイズは、1024MBにしてます。
メモリサイズを増やしたい場合、PCスペックを確認して適切な値に設定する必要があります。
簡単な動作検証などであれば1024MBで問題ないと思います。
ハードディスクのサイズです。仮想マシンの中に保存する容量ですね。
デフォルトで8GBなので、それで作成します。容量も可変で作成します。
ハードディスク容量は足りなければ後で足すこともできます。外付けHDと同じ要領です。
蛇足ですが、VMDK形式はvmwareでも使うことができます。
作成完了すると、電源オフ状態で作成できていることが確認できます。
これで起動すると立ち上がりますが、その前にネットワーク設定を変更しておきます。
ネットワークアダプターを有効化して、割り当てをブリッジアダプタ―とします。
こうしておくことで、普段使っているネットワークを経由して
CentOS内からネットワーク接続が可能になります。
自身のPCとCentOS間でだけ接続したい場合は、ホストオンリーネットワークとします。
イメージファイルを光学ドライブへ挿入(したと思わせる設定)します。
通常のPCでもインストールディスクをCDドライブ or USBに挿れてPC起動することでインストールが始まる動作をします。それと同じことをさせてあげます。
CentOSを起動して「Install CentOS 7」を選びEnter!
インストールが始まります。5秒程度で完了しました。
<重要>
マウスカーソルが仮想マシン画面より外へは出せなくなります。
その場合はキーボードの「右Ctrl」ボタンを押すことで
マウスカーソルがWindows側に帰ってきます。
デバイスは前の手順で作成したハードディスクになります。
ネットワークも事前に設定しておいたネットワークが使えます。
初期はオフになっているかと思いますので、オンにして接続済みになればOKです。
インストールを進めていくとユーザーの設定をするようになります。
Unix系ではRootユーザーと一般ユーザーを作ります。
ユーザーごとにフォルダの権限などを割り当て、管理することも可能です。
今回、ユーザ名は[nullpo]です。なんとまぁあぶなかっしい名前ですこと。
パスワードは脆弱じゃないパスワードを設定することをお勧めしますw
ユーザー作成している裏でCentOSがInstall作業をしてくれてます。
それが終わり次第、再起動してみましょう。
再起動するとログイン画面になります。
先ほど作成したユーザー「nullpo」でログインしてみます。
ログインすると、[nullpo@localhost ~]$と出ます。
ここまでくれば、インストールも完了です。
CentOSがどのIPアドレスでネットワーク上に割り当てられているか確認してみます。
ifconfig → ip addr show コマンドでIPアドレスが表示できます。
※CentOS7ではifconfigは使えなくなってます。注意してください
使いたい方は、「yum install net-tools」を画面で打つと使えるようになります。
先ほど確認したIPアドレスに対して、Windowsからつながるか確認してみましょう。
コマンドプロンプトを起動して、「ping XXX.XXX.XXX.XXX」を実行します。
画面のように通信ができていれば接続可能な状態が確認できます。

上記手順を行うことで起動確認までは実行できると思います。
VirtualBoxを使うことでプログラミング言語の勉強や、簡単なWebサービスの確認、DB接続などPC1台で実現可能です。

社会の中で活用されているWebシステムもVirtualBoxを活用して様々な検証を行っていたりします。特にUnix系のサーバーは低コストで活用できることもあり、多くの企業で使用されます。

またInternet上から自由に手に入れる環境にあることも広まりを見せている理由の一つではないでしょうか。
興味がある人は触ってみてはいかがでしょうか。

次回の予定

次回は、CentOSにMySQL or PostgreSQLを導入してみようかと思います。
See You Again!

ABOUT ME
Ikumasa
3人家族の夫やってます。結婚4年目突入しました。 私はFF7Rにはまってます。 嫁はあつ森です。嫁はカニです。 仕事は設計業務から開発工程を中心に仕事しています。 高専(電子科)→情報系大学編入→2014年情報系大学院卒→IT企業就職~現在に至 主にJavaでの開発に従事、多少VB.NETでの開発も。 Framework:Struts、Seaserなどを経験。 DB:oracle11g,postgreSQL,MySQL,SQLite,SqlServerなど。 JP1を活用したバックエンド側を中心に3年ほど実施。 当時はLinuxOSでのShellScriptなど。携わった言語は広く浅く長くw どちらかというとバックエンドよりのエンジニア。 最近はフロントエンド側もやってます。 独学でFlutterなどの新規案件獲得に向け日々勉強中